Case 03再建執行人としてご活躍

旅行代理店頼りの集客モデルを見直し、従業員の接客強化と情報共有を徹底。再生計画の実行が進み、現在は新規融資の話が提案されてきている。

【ご依頼企業様】

九州にある老舗温泉旅館を経営していたG氏。バブル期には平日にも客室が満室になるほど活況あふれた旅館であった。

【ご依頼の経緯】

リーマンショック後、観光客が減り、週末でも空室が目立ち、売上は徐々に下がり、資金繰りも悪化していった。そのため、定期的に施設を改修したいが、その原資はなく、また銀行からの新規融資も難しい状況。設備の老朽化が進むと、一層観光客の足も遠のき、従業員のモチベーションもダウンしていくという負のスパイラルに入っていた。

それでもG氏は、先祖代々続けてきたこの温泉旅館を、どうにかして再興したいという想いがあった。そこで、再建執行人の派遣を依頼する。

【後継者候補】

50代の元ホテル経営者、H氏。昔、オーナー経営者から依頼を受け、飲食店を経営し、拡大したのち事業会社に売却するという成功体験も持っていた。

再建執行人

【ご活躍の成果】

早速、H氏は、仕入れ先の見直し、仕入れ金額の見直し、旅行代理店頼りであった集客モデルの脱却を行った。また、社員を再配置し、営業の素養がある社員は営業を担当させ、教育し、直接企業や個人に営業ができるよう、自社ホームページの改訂や営業の強化を行った。何よりH氏自らTOP営業を行い、社員にお手本を見せた。

さらに、今までは、会社議体として、全社会議がなく、各部署の情報が共有されない状況であったが、毎朝朝礼と週一回の全社会議を徹底し、顧客情報、また社員間の成功・失敗事例を共有しやすい環境を作った。新規に設備投資ができない分、整理整頓の徹底や接客の強化を行った。

再生計画の実行が進み、銀行の格付けも上がったホテルは、借入金の返済原資もでき、現在は新規融資の話が提案されてきている。H氏は、ターンアラウンドマネージャーとして、責務と期間を全うした後も、旅館が再生し続けるよう、現在社員のコーチングに力を入れている。

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